自〇体験について Part3

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こんにちは、Dです。
この記事でこの話は最後になります
未読の方は先にPart1Part2をお読みください

それではどうぞ↓

何も持たず家を飛び出した私は、そのまま15kmほど歩きました。
朝6:30ぐらいに出て、着いたのは11:00でした。
靴はボロボロで両足の親指の爪が真赤に内出血してました。

そこは海の近くで、しばらく海を見ながらボーっとこれからどうしようか考えていました。
一つ目はこのまま誰も知らないところまで行って、1からやり直す。
二つ目はこのまま歩き続けて飢えて〇ぬor凍〇。

当時は真面目に考えてましたが、今考えると意味が分かりません。
ただ当時の私はとりあえず一つ目の案を採用することにしました。

しかしその時はお金も携帯もなく、本当にやることが無いのでいらないことばかり更に考えてしまい
「もし友達や家族が警察に捜索願いとかを出していたら、大勢の人に迷惑がかかるからやはりダメだ」といろいろ考えた結果、

「よし、もう一度自〇しよう」と決意します。

方法は同じ、ただ紐が無いので砂浜を3時間ほど探し回りました。
すると奇跡的に良い長さの紐があったのでそれでロープを作り準備を終えました。

近くに小さい公園があり人通りが少なかったので、そこに決めました。
ただ昼間や夕方にそんなことをしても見つかってしまうので夜まで待ちました。
その時は10月の終わりだったのですが、Tシャツの上にパーカーを着ているだけだったのでずっとガタガタ震えてました。

そして夜の22:00になったので遂に決行しようとします。
紐を公園の懸垂台にくくりつけ、息を吐いてさあ行こうと決めました。

しかし、全く体が動かず寒さもあって全身が震えあがります。
無理やり「〇のう」と口に出しても脳が「〇にたくない」と答えるのです。
そこで5分ぐらい葛藤してましたが直後ロープをそのままにして、走り出してました。

そこで初めて「ああ本当は〇にたくないんだ」と思えることが出来て、今までの想いと今回のことを全て友人、家族に打ち明けようと決めました。

その後の僕はすごかったです。走っても体の疲れで多分家に帰れないと思った僕は、人見知りコミュ障のくせに10人ぐらいにヒッチハイクをお願いしました。
しかも深夜23:00にです。迷惑すぎます。

奇跡的に60代の優しい方の車に乗せてもらい、無事24:00前に家に帰りました。
すぐに友人3人と電話して、明日の旅行に行けなくなったこと、強がっていたけど実は精神を病んでおり先程自〇未遂をしてしまったことを全て言いました。

急なドタキャン、精神病ということで正直縁を切られる覚悟でした。
しかし友人達は皆受け入れてくれて、全く不平不満も言いませんでした。
家族にも全て打ち明けたところ、泣いて受け入れてくれました。

この後から少しずつどん底だった精神が、周りの人のおかげで通常、それ以上にまで回復しました。
そこの話はまた別でしようとしますが、僕が今回のことで言いたいことは・・

「しんどくなったら周りを頼れ!頭の中の悩みはとりあえず、誰かに言え!」

ということです。

テイルズ・オブ・ヴェスペリアというRPGゲームが僕は大好きなんですが、あるキャラのセリフで


「誰かのためにしてあげられることがあるってうれしいね。ボクずっと、してあげられることじゃなくて、やってみせたいことばかりやろうとしてたから、それを夢だと思ってたんだけど違ったみたい。それっていい格好したかっただけなんだ。」
「だってほらひとりじゃ出来ないことっていっぱいあるよね。ボクひとりでできなきゃ格好悪い、意味がないって思ってたんだ。それって人のためじゃないよね。」
「皆と旅してて思ったんだ。力合わせた方がやれることも喜ぶ人もすごく増える。だったらその方がいいなって。」



つまり皆を頼ることは迷惑になることではなく、皆のためになる。ひいては自分のためにもなるということです。僕は今回のことでこれが身に染みて、友人、家族たちには以前より相談、また頼ったりすることが増えました。

これの何がいいかと言うと、何より会話が生まれるのはもちろん友人、家族たちも僕に対してお願いや頼み事が増え今まで以上に心が通じ合ってるということを痛感します。

これよりその人のために頑張ろうと思う気持ちが出てきて、今までやらなかった洗濯、風呂洗い、料理など家事を積極的にするようになり、歯磨きみたいな感じでいつの間にか当たり前の習慣になりました。これが自分の自信につながりますし、鬱の克服にもなりました。

今回の出来事で僕が感じたことが、どれほどの人に共感いただけるかは分かりませんが、もし似たような環境なら是非今回のことを肝に銘じてほしいです。

「しんどくなったら周りを頼れ!頭の中の悩みはとりあえず、誰かに言え!」です!

~終わり~